ゴールデンウィークを利用して沖縄・宮古島へいってきました。そこで、やちむんを購入。陶器の食器は、使い始める前に一手間かけると、長くきれいに使えます。その方法を、まとめます。
やちむんとは?
やちむんとは、沖縄の方言で焼き物のことをいいます。
沖縄の土と、職人の手仕事による温かみのある雰囲気が魅力。昔から、沖縄では日々の暮らしの中で使われてきましたが、最近では、長年の伝統を継承しながら若い感性で作る作家さんも。
沖縄の観光土産として人気がありますが、全国にファンが多く、沖縄以外でもやちむん市や販売イベントが行われています。
宮古島 琉球ザッカ「青空」で、やちむん買いました
琉球ザッカ「青空」で、やちむんの角皿2枚購入しました。一翠窯(いっすいがま)さんのものです。
お店の中は可愛い食器ばかりで、どれにするか決められずに何度も行ったり来たりしながら見ていたのですが、店員の方に「このお皿は、意外と使い勝手が良くて、おにぎりを置いたり、出し巻きを置いたり、何にでも合いますよ。」と、声をかけていただいたので決めました。
琉球ザッカ「青空」のブログは、こちら→http://gajumarumiyako.ti-da.net/
うつわをとぎ汁で煮ると、シミやにおい防止になる
器のにおい気になったことはありませんか。食器用洗剤で洗っても取れないにおいの原因は、器が料理の油やにおいを吸ってしまうことにあります。
うつわには、吸水性があるものとないものがあり、やちむんは前者です。使い始める前に、とぎ汁で煮れば、シミやにおいをうつわにつけることなくきれいに使い続けることができます。
使い始める前に。やちむんのお手入れ方法
用意するもの
- とぎ汁(適量)
- 布巾(数枚)
食器用洗剤で洗う
まず、食器用洗剤で洗います。
鍋底に布巾を敷き、器をいれる
沸騰したときの気泡で、鍋と器がぶつかって傷になるのを防ぐために、鍋底に布巾を敷きます。
たくさんの枚数を一気に入れるのは、破損の原因になるので注意。複数枚の器をまとめて煮る場合は、器と器の間に布巾を挟んでおくと傷や欠けを防げます。
鍋に、米のとぎ汁を注ぐ
鍋に、米のとぎ汁を注ぎます。器にしっかりかぶるくらいの量で。
吸水性のある器は、とぎ汁に含まれるデンプンを吸収します。とぎ汁のでんぷんは非常に細かい粒子状になっておいり、吸収されると目に見えないほどの小さな穴や割目や貫入などの隙間を塞いでくれ、うつわの吸水性が少なくなるのです。
弱火で煮る
弱火で徐々に温度を上げていきます。沸騰したら、弱火のまま10分ほど煮る。
必ず、冷水の状態から温めてください。
陶器の器は熱に強いものですが、念のために。また、熱した状態で器を入れると、跳ねて火傷の原因になることも。
冷めるまで、そのまま放置
10分経ったら火を止め、そのまま冷めるまで置いておきます。
食器用洗剤で洗い、よく乾燥させて終了
冷めたら、器を取り出し、食器用洗剤で丁寧に洗います。しっかり乾燥させたら完了です。
青空さんでは、お手入れ方法の説明書きを一緒に梱包してくれてありました。旅行の思い出もいっぱい詰まっている食器なので、ながく大切に使っていきます。
information
宮古島 琉球ザッカ「青空」
参考:http://www.miyakojima-bb.com/?p=8379
住所 | 〒906-0000 沖縄県宮古島市下地来間104-1 |
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営業時間 | 10:30〜18:00 |
営業日 | 不定休 |
ブログ | http://gajumarumiyako.ti-da.net/ |
一翠窯(いっすいがま)
参考:http://www.rurubu.com/news/detail.aspx?ArticleID=4411
陶芸家・高畑伸也(たかはたしんや)さんの工房兼ショップ。
住所 | 沖縄県中頭郡読谷村字長浜18番 (長浜公民館東側) |
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ホームページ | http://www.touki.biz/ |
https://www.instagram.com/issui_pottery/ | |
https://www.facebook.com/issui.pottery |
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